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アスリートとサプリメント

日々の厳しいトレーニングをつんで
カラダと精神を酷使しているアスリートたち。

安全なトレーニング、
そして、より効果を挙げるために
適切なサプリメントを有効活用したいですね。

もちろん、正しい食生活あってのサプリメントです。

ここでご紹介するものは、杏林予防医学研究所(山田豊文所長)が、各界のプロの選手たちに指導している一部です。

■運動能力を低下させる有害物質・・・ファスティングのすすめ。

え?と驚かれるかもしれませんが、有害物質はカラダの機能の様々な所で影響を与えています。

有害物質の代表例としては、まずヒ素や水銀、鉛といった重金属をあげないわけにはいきません。
これらの重金属には共通して神経毒性があります。

スポーツに関連するところでは、筋肉の動きや手足の感覚、
判断力、集中力といった、神経伝達が左右する
体の機能に支障をきたす恐れがあります。

また、これらは化学的な性質が良く似た必須ミネラル、
特に亜鉛やセレンなどの働きを阻害してしまいます。

亜鉛は細胞分裂を正常に行なうために欠かせない
ミネラルであり、ダメージを受けた筋肉や組織を
適切に修復できなくなるなど、
スポーツ選手はダイレクトに影響を受けます。

また、亜鉛とセレンは共に、体内で発生する活性酸素を
除去する働きもあるため、
この能力が低下することもスポーツ選手の体に大きな負担を強いることになります。

脂肪に蓄積しやすいという性質を持つ、重金属や化学物質の解毒に
有効な方法の1つとしてあげられるのが「ファスティング」です。

ファスティング中の体は外部からのエネルギー源の摂取が少なくなるため、体脂肪を燃やしてエネルギーを得ようとします。このときに脂肪と結合している有害物質が遊離して血液中に放出され、肝臓などを通じて腸に送られ、便とともに排泄されるのです。

さらにファスティングによって食べ物を消化する負担がなくなるため、内臓の解毒・排泄のシステムもスムーズになります。

アスリートの場合、シーズンオフなどにファスティングを行うことは、デトックスのためにもたいへん有意義です。

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■タウリンが集中力と持続力を高める!

スポーツ選手はトレーニングやゲームを通じて体力をかなり消耗します。
体力の消耗といえば筋肉や内臓の疲労を思い浮かべますが、同時に精神的な疲労も伴います。

瞬発力や持久力などの肉体面以上に、気力や集中力といった精神面のほうが
個人のパフォーマンスを左右することが多いのではないでしょうか。

メンタルトレーニングなどと合わせて精神状態を良好に保つこともコンディショニングの一環であり、
ここでも栄養素が非常に重要な役割を果たしています。

脳の中には数百億〜千億ともいわれる膨大な数の神経細胞が網の目のように張り巡らされており、あらゆる情報の受信や発信などを行なっています。

全身で収集した情報は、神経細胞から四方八方に出している突起から入力され、
電気信号として神経細胞から神経細胞へと伝えられていきます。

体を動かしたり内臓や筋肉の働きを調節するほか、物事を考えたり記憶するといった私達人間の精神的な活動も、全て細胞レベルの情報伝達によって行なわれているのです。

神経細胞と神経細胞の接続部分はシナプスと呼ばれ、情報の受け渡し場所になっていますが、シナプスには隙間があるため直接電気信号が伝わるわけではありません。その隙間を橋渡しするのが神経伝達物質です。

トレーニングやゲームの中で高い集中力を維持するには、自律神経、
つまり交感神経と副交感神経のバランスが保たれている必要がありますが、
両者のバランスは神経伝達物質の種類と量により調節されています。

タウリンが集中力に関与するしくみ

この神経伝達物質には、
神経を興奮させるアクセル役のものと、
逆に神経の興奮を抑えるブレーキ役のものがあり、
私達の感情もこの大きく分けて2つのタイプの伝達物質によってコントロールされています。

神経細胞が興奮型の伝達物質を大量に受け取るとアクセルの踏みすぎ状態になり、落ち着きがなくなったり、不安感が増強されたり、常にイライラするような状態になります。

反対に抑制型の伝達物質を大量に受け取ると、ブレーキがかかりすぎて興奮が少なく、やる気がなくなったり気分がふさぎがちになります。

よく「平常心を保つ」といいますが、平常心とは神経細胞の興奮レベルが適切な状態を意味します。すなわち、神経細胞が受け取るアクセル役の伝達物質と、ブレーキ役の伝達物質のバランスがとれた状態こそが平常心であり、同時に最も集中力が高まっている状態であるといえます。
このバランスを保つのに欠かせないのがタウリンです。

タウリンは全身及び脳内に広く分布しており、情報伝達全般に深く関与しています。
タウリンには神経伝達物質の調整役としての交感神経を抑制する働きがあるため、交感神経が過剰に働くことで生じる緊張やあせり、もしくは過剰な闘争心によるパフォーマンスの低下を防ぐことができると考えられます。タウリンは自律神経のバランスを維持する上で大変重要な物質です。 心筋の細胞はカルシウムを取り込むと収縮し、マグネシウムを受け取ると弛緩しますが、タウリンは細胞へのカルシウムとマグネシウムの出し入れ役を担っており、心臓を休みなく動かすことに貢献しています。

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■突然死を防ぐ マグネシウム

一般的には突然死の根本原因は不明とされており、事が起こってからの迅速な対応に終始一貫しているようですが、先天的な心臓障害は別として、突然死にはいくつかの必須栄養素の欠乏やアンバランスが関連しており、適切なコンディショニングによってその発現を防ぐことができます。

突然死といえば「中高年世代のもの」というイメージが強いかもしれませんが、スポーツ選手の例を見ると、28歳・26歳、中には19歳で突然死を起こしたスポーツ選手もおられるように、若年世代でもよくみられます。

スポーツ時の突然死は、「運動によって発症し24時間以内に起きる内因的な死亡」と定義され、外傷によるものは含まれません。

東京都監察医務院の統計では、スポーツ時における突然死の発生数は年間約130件にものぼり、このうち39歳以下が50%以上を占め、その直接原因は心臓の異常が7割近くとなっています。

こどもも無関係ではなく、学校管理下(登校時から帰宅するまで)における突然死の殆どが、体育の授業やクラブ活動の最中もしくは終了後に起こっています。

もともと心臓に障害がある場合にリスクが高まるのは分かりますが、健康診断や運動負荷検査などで何の異常がなくても起こってしまうのが、突然死の突然死たる所以です。

熱中症と突然死 私たちの体は運動をすると大量に熱を発生しますが、この熱は皮膚への血液量を増やしたり汗をかくことによって体外に放出されます。しかし、気温や湿度が高いと熱を放出する効率が悪くなり、体温も上昇してしまいます。

熱中症は高温時に生じるからだの障害の総称で、炎天下で起こる場合には日射病とも呼びます。特にスポーツ選手には注意が必要で、暑さや激しい運動による発汗で体内の水分が不足して体温が上昇すると、大量の発汗により脱水症状が進み、めまいや頭痛、吐き気などなどを起こすほか、発汗や暑さ、激しい運動によるストレスにより、体液に溶け込んでいるミネラルが急速に失われます。

特にマグネシウムの欠乏によって筋肉や血管の収縮・弛緩がうまくいかなくなり、筋肉のけいれんが起こります。
足がつったりけいれんするのは多くの人が経験しますが、
心室細動などはいわば心臓の血管や筋肉が「つった」状態です。


ミネラルは具体的に、心臓でどのような働きをしているのでしょうか。

4つのミネラルを支配するマグネシウム

私たちの人間の体液は細胞内液と細胞外液に区別され、すべての細胞は細胞外液に囲まれて存在しています。体重の60%を体液が占めており、そのうちの3分の2が細胞内液、残りの3分の1が細胞外液となっています。

カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムの4つのミネラルは、細胞内と細胞外に均衡を保ち、ナトリウムとカルシウムは細胞外液に、カリウムとマグネシウムは細胞内液に多く存在します。この比率が筋肉の収縮・弛緩に非常に重要な働きをします。

手や足と同様、心臓の筋肉運動も細胞から細胞に電気が伝えられることで行なわれます。
心筋の繊維蛋白はカルシウムを信号として受け取ると収縮し、
逆にマグネシウムを受け取ると弛緩します。

マグネシウムが不足してカルシウムが筋肉細胞中に異常に増えると、
心臓の筋肉が緊張しやすくなってけいれんやひきつりを生じます。

また、ナトリウムとカリウムが細胞内外を出入りするのも筋肉細胞の働きに関与しています。
このときにマグネシウムはナトリウムポンプと呼ばれるしくみを機能させ、
ナトリウムとカリウムの出入りを調節する働きがあります。
ナトリウムポンプが正常に働くには細胞内にマグネシウムが十分にあることが必要です。

筋肉を動かした後、通常であればナトリウムとカリウムがすぐに元の位置に戻りますが、マグネシウム欠乏の状態では細胞内にナトリウムを取り込んだままになるため、むくみを生じて血管が狭まり、心臓に負担をかける要因となります。

このように、マグネシウムは過剰なカルシウムを細胞内から取り除き、ナトリウムとカリウムのバランスを調節するという働きにより心臓のトラブルを防ぎます。

これら4つのミネラルはいずれも重要ですが、
マグネシウムは他の3つに比べて体内にわずかしか存在しないため、
不足するとバランスが崩れてしまうという点からも、最も重要なミネラルだといえます。

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■食べ物の消化・吸収とスポーツの関係

スポーツ選手は一般の人に比べて、タンパク質、脂質、炭水化物という三大栄養素はもちろん、
各種ミネラルやビタミンなどの微量栄養素にいたるまで、ありとあらゆる栄養素の要求量が高まります。

スポーツ選手のパフォーマンスのよしあしは、これらの栄養素を適切に消化し、吸収するというプロセスがスムーズに行なわれるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。

しかし残念ながら、スポーツと消化機能は対立関係にあり、激しい運動は食べ物の消化・吸収というシステムにとって非常に大きな負担となるのも事実です。

このため、特にスポーツ選手は消化・吸収にかかわる体内の器官をさまざまな形でサポートし、負担を和らげる必要があります。

食べ物の消化および吸収は、
摂取したさまざまな栄養素を最終的に体内で利用するためのプロセスです。

消化器官は、口から食道、胃、腸、肛門までの消化管と、
唾液腺、すい臓、肝臓、胆のうなど消化液を分泌・排出する消化腺に大きく区別できます。

消化器官からは毎日数リットルもの消化液が分泌されていて、
消化液に含まれる消化酵素が食べ物を小さな構成単位に分解します。
分解された物質は消化管の細胞から吸収され、やがて血液中に取り込まれます。

三大栄養素を例にあげると、

炭水化物はアミラーゼなどの消化酵素によってブドウ糖などの単糖類に、脂肪はリパーゼなどによって脂肪酸とグリセロールに、そしてタンパク質はペプシンをはじめとするタンパク質分解酵素の働きによってアミノ酸にそれぞれ分解された後、いずれも小腸から吸収されます。

タンパク質の一部はペプチドという少し大きな断片としても吸収されるのですが、腸壁の細胞内でアミノ酸にまで完全に分解されることが分かっています。

小腸から取り込まれたブドウ糖などの単糖類とアミノ酸は、
小腸の繊毛を流れる毛細血管から門脈という血管を通って肝臓に運ばれます。
これらの栄養素はエネルギー源となったり体をつくる原料として蓄えられたりします。

一方、脂肪酸とグリセロールは毛細血管ではなくリンパ管に入り、
血液→心臓→肝臓というルートをたどります。

消化器官の各々の働き 口の中で食べ物が噛み砕かれ、唾液と混ぜ合わせられることから始まります。

唾液中に含まれるアミラーゼは炭水化物を部分的に消化します。 食べ物は次に胃に送られます。

胃壁は一定のリズムで波状に動くことによって
ミキサーのような役目を果たし、
食べ物を消化液と混ぜ合わせます。

胃液の分泌は、食べ物を噛み砕く・飲み込むという動作、そして食べ物の味やにおいによって促進されるほか、神経的な刺激によってもコントロールされています。

強酸性の胃液中にはタンパク質分解酵素が高濃度に含まれており、タンパク質が効率よく消化されます。胃はこのような激しい内部環境に対し、粘液を分泌して「自己消化」を防いでいます。

胃の末端には数メートルもある小腸の上部がつながっており、
胃を出た食べ物はそこで混合されながらさらに消化されます。

お粥のようになった食べ物は、小腸壁のぜん動運動などによって小腸内を移動します。移動中にも消化が進み、分解された栄養素は速やかに吸収されます。

腸壁からも腸液という消化液が分泌されますが、
腸管の内部で作用する消化酵素のほとんどはすい臓から分泌されたものです。

すい臓はタンパク質、脂質、炭水化物のすべてを分解する酵素を生産し、分泌する働きがあります。

脂肪の消化に重要な役割を果たす胆汁も、肝臓で作られた後に胆のうへ送られ、小腸上部にある十二指腸に分泌されます。

未消化の食べ物は大腸に到達し、腸内細菌によって発酵されます。胃や小腸にはこのような細菌がほとんど存在しません。

そして腸内細菌によって発酵されなかった残存物は、最終的に便として排泄されます。


消化のプロセスは、体内のさまざまな調節システムによって支配されています。
中でも自律神経との関連は非常に密接です。
消化機能は自律神経のひとつである副交感神経の支配を受けて成り立っています。


これに対し、スポーツはもうひとつの自律神経系である
交感神経が強く影響するものです。

つまり、激しい運動と消化機能は全く正反対の神経支配を受けているため、スポーツ選手は食べ物の消化・吸収に支障をきたすリスクが非常に高いと言えます。

交感神経優位の状態では消化液の分泌量や胃腸のぜん動運動が低下し、消化・吸収がうまくいかなくなります。このため、特定の条件下や強度の高い運動をしているときには特に、消化・吸収をサポートするような対策をとる必要があるのです。


長時間にわたってハードな運動などをおこなった後は交感神経の活動が活発なままであり、消化・吸収の機能は抑制されています。さらに、大量の汗をかいた状態でも消化機能は低下します。

消化酵素を補って、しっかり消化・吸収し、エネルギーをしっかり補充しましょう。

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